病院で異常なしと言われたのに、つらいまま。整体や治療を色々受けたのに、戻ってしまう。そのたびに不安が増える。
こうした悩みは、珍しくありません。

とある研究の視点である、偽手術でも症状が軽くなることがある、という話を土台にします。結論はシンプルです。
痛みは体だけで決まりません。脳と神経が状況をどう判断するかが大きく関わります。
だからこそ、説明と設計を変えると、体の反応も変わる可能性があります。

その場しのぎではなく根本改善を目指したい方に向けて、整体の考え方を分かりやすく整理します。

なぜ偽手術でも症状が軽くなることがあるのか

【なぜ？偽手術の研究が、整体や痛みに関係するの？】
偽手術を含む試験をまとめたレビュー研究が紹介されていました。
そこで示されていたのは、偽手術でも症状が改善した研究が多く、実際の手術と同程度の改善がみられた例もある、という内容です。
さらに、偽手術であると説明した上でそれでも改善がみられた例があったことも触れられていました。

ここで誤解してほしくないのは、だませば治る、という話ではないことです。
そうではなく、痛みや不調は、脳と神経が出している反応でもある、という点が重要です。

【本当の原因は？痛みはどこで決まるの？】
痛みは、壊れている場所をそのまま映すメーターではありません。痛みは、危険を避けるための警報のように働くことがあります。

同じ腰でも、寝不足の日はつらい。ストレスが強い日は張りやすい。忙しい時ほど痛みが気になる。
こうした経験がある人は多いはずです。
これは、体の状態に加えて、脳と神経の守りの反応が強くなるからです。

偽手術の研究は、安心できる状況や納得感、見通しがあることが、体の反応に影響しうることを示唆します。
言い換えると、安心と信頼が整うと、過剰な緊張がほどけやすくなる可能性があります。

【どうして説明が大事なの？】
痛みが続く人ほど、心の負担が増えます。
このまま治らないのではないか
動かしたら悪化するのではないか
また戻るのではないか

この不安が強いほど、体は守りに入ります。呼吸が浅くなります。筋肉が固くなります。動きが小さくなります。
結果として、痛みが続きやすい流れができます。

だから当院は、初回カウンセリング重視を掲げています。痛みの説明と、改善までの道筋を言語化します。これは精神論ではありません。
脳と神経の働きに着目したアプローチの土台です。

【病院で異常なしと言われた。なのになぜつらいの？】

画像検査は、骨折や大きな病変の確認に強いです。一方で、動きのクセや筋肉の緊張の質、神経の過敏さ、回復のリズムまでは写りません。

そのため、病院で異常なしでも、つらさが残ることがあります。これは気のせいという意味ではありません。
体の機能と神経の反応のズレが残っている可能性があります。

整骨院としての改善アプローチ

【どうすれば？当院の方針は何？】
当院が大切にするのは、次の3つです。
・怖くない・痛くない・安心設計
・ソフトでも変化する整体
・その場しのぎではなく根本改善

強い刺激で押し切るのではなく、体が安全だと感じて動ける条件を作ります。
そこから、回復が続く設計へつなげます。

【なぜソフトでも変化する整体なの？】
強い刺激は、その場の感覚を一時的に上書きすることがあります。しかし刺激が強すぎると、体が防御反応で固まる人もいます。
特に不安や緊張が強い人ほど、その傾向が出やすいです。

当院はソフトでも変化する整体を重視します。呼吸が深くなる。動きが滑らかになる。肩が上がりにくくなる。腰の動きが怖くなくなる。
こうした小さな変化が、脳に安全を伝えます。
安全だと感じると、神経の出力が変わり、緊張がほどけやすくなります。

【初回カウンセリングでは何を整理するの？】
初回カウンセリング重視の目的は、原因探しの迷路を終わらせることです。

次のような点を整理します。
・いつから、どんな場面でつらいか
・肩こり、腰痛、産後、交通事故など背景の違い
・骨盤矯正で治らなかった方、マッサージで治らなかった方の共通する行き詰まり
・生活負担と回復力を下げている要素
・不安の中身と、安心につながる条件
・目標となる日常動作と、戻りにくい体の癖づくり

【施術だけで終わらせない。何を組み合わせるの？】

 当院では、施術、ケア、リハビリ、サポートを一つの流れとして設計します。
・神経調整の考え方で、過剰な緊張を落とす
・姿勢改善につながる動き方を整える
・体幹トレーニングで支え方を作る
・日常で再発しにくい負荷量を組み立てる

ここで重要なのは、良くなった瞬間で終わらせないことです。変化の継続性まで含めて設計することが、再発予防に直結します。

怖くない・痛くない・安心設計で、体が安全だと感じられる状態を作る。脳と神経の働きに着目したアプローチで、緊張の連鎖をほどく。ソフトでも変化する整体を土台に、その場しのぎではなく根本改善へ向かう。初回カウンセリング重視で、回復の道筋を言葉にする。国家資格者・心理カウンセラー在籍の体制で、不安にも配慮する。これが当院の考え方です。

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私たち「ひがし整骨院／ここから整骨院グループ」では、東大阪市を中心に、 腰痛・自律神経の不調・ぎっくり腰などの根本改善を目的とした施術を行っています。

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